旭駅本屋

SNSが普及しきった今日において、人々はなぜブログを使うのであろうか。

お話を書くお話

 ※この記事には”異世界はスマートフォンとともに。”に対する筆者の忌憚のない意見が述べられております。上記作品に関して少なくない好印象を抱いている読者諸兄に於かれましては気分を害する可能性もあります。以下本文を読むにあたっては上記のことを念頭に置いて読んで頂きますようよろしくお願い申し上げます。

 

 

 さて、皆様”異世界はスマートフォンとともに。”という作品はご存知でしょうか?ご存じない?ニコニコアニメチャンネルでは、第1話が無料であなたを公開します*1!大丈夫、23分42秒で全てが終わります。そんなに長いわけではありません。少なくとも451話まで公開されている小説家になろうで公開されている分*2よりはマシでしょう。かくいう自分は開始後3分くらいで視聴を後悔し、しかしけものフレンズという先例もあるわけだし最後まで見る前に全てを決めるのは良くないと視聴を継続しました。結果はその後未来永劫2話を見ることが無かったという客観的事実が物語っているでしょう。

 さて、では何故ここでそんな3ヶ月前の出来事に触れるかと言いますと、本日ついに本腰を上げ異世界はスマートフォンとともにの最新話を視聴したからであります。勿論感想は「相変わらずやなぁ……」となるのでありますが、ここで終わるのは45分時間を溝に捨てたようで癪なので、ここで1話と11話を見て物語を書く、ないしは作る上で何が重要なのかを考察していきたいと思います。

 

 異世界はスマートフォンとともに。のアニメの何がいけないのか。1話を視聴した読者諸兄は薄々感じていることでしょう。全体的に長いのです。

 昨今は予算が云々キャッシュフローが云々放送枠が云々など言われ、かつては2クールふんだんに使ってアニメを上映することはザラにありましたが今は1クールアニメが主流。そんなこともあって内容はスピーディかつスウィーティーに進むのが一般的。というか詰め込みすぎて一周しただけでは内容が理解できないなんてのもザラなわけでありましょう。最近監督がお気持ちを表明なされたけものフレンズなんかは最たる例ですね。

 とまあ、最近のアニメはワリと尺の中にギッチギチに詰め込まれる傾向があるように思えるわけであります。そんな状況の中で、異世界はスマートフォンとともに。を視聴するとどうなるか。もうおわかりでしょう。

 

 確 定 的 明 ら か に 薄 い

 

 そう、例えるならば飲み放題の居酒屋で出てきそうな30倍に希釈したんじゃないかと思えて仕方がないスーパードライみたいな出来の代物に映るわけです。だって1話から11話までで何かしら変わったの登場人物の数くらいにしか思えんしそらそうよ。あれがてーきゅうなら1話3分で終わってる。

 

 尤も、話の内容自体に問題が無いわけでもないと言えば無く、話のテンポの遅さと相まって負の相乗効果を生み出しもはや拷問とまで思えるような冗長な時間泥棒*3と機能しているわけであります。や、だって魔法万能すぎん?確かにフィクションにおいて魔法は万能な何かみたいに描かれることが多いものの、電子機器や機械類まで魔法で云々するのは云々みたいなのがあるわけでありますよ。そういうとなろう系小説の多くにカタパルトで石を飛ばすようなマネになりそうではありますが。科学的裏付けや力学的に無理ない構造だの何だのに頭を捻るより”This is magic”の一節で全てが済むと考えれば非常にラクなので使いたくなる気持ちはわからないでもないですが、わからないですね。

 頑張って考えたんだろうな、みたいなところもなくもないんですが頑張って背伸びをしたところでウーンみたいなのがあるのでやはりなんというか筆者の書きたいことをただ延々書き連ねているだけの代物に過ぎない感が否めず物語として見る分には非常に難しいものがあるわけであります。

 

 とは言うものの、書きたいことを筆者の知識レベルで垂れ流しているという側面だけ取って見れば、弊ブログも同じ穴の狢に過ぎぬわけでありますが。