旭駅本屋

SNSが普及しきった今日において、人々はなぜブログを使うのであろうか。

ゴールデンタイムに視る社会

 さて、皆様。ゴールデンタイムに放映している番組って面白いですよね*1?面白いと思いません*2?視聴率的には面白い筈なんですよ*3!!!!そこで、今回はそんなゴールデンタイムに放映されている番組の特徴から、実社会で広く受け入れられるための方策を探っていきましょう!

 

 まずゴールデンタイムに放映されているトテモオモシロイ番組の特徴を列挙してみましょう。

1.わかりやすく、親しみやすいキャラ付け

2.わかりやすく、共感しやすいキャラ弄り

3.わかりやすく、視聴者層に合わせた知識

4.わかりやすい、共感しやすいテーマ

5.わかりやすい、仮想敵ないしは敵対勢力

 

 というのが挙げられるでしょう*4。そして、これらの特徴を持ち合わせたコンテンツの視聴率が高いということは、それだけそういうたぐいのコンテンツがこの世の中で受け入れられているということに違いありません!であるならば、これらの事柄を満たすことこそ社会で広く受け入れられる人材となるために必要なことであると考えられるわけです!

 まず第一項ですが、これは非常に重要な事柄であります。何故ならば、これが第二項、第四項、第五項と密接に関わっているためです。親しみやすいキャラ付けこそこの世で最も意義のあることです。世の中に数多く出回るコンテンツを見るに、非常に明快なキャラ付けをなされたキャラクターが多いことがわかるでしょう。それらが売れているということは、つまりそういうことです。

 第二項ですが、これも重要な事柄です。わかりやすいキャラをわかりやすく弄り、詰り、貶す。これこそがこの世の市井の人民が求める事柄であります。であるからこそ障害者が苦労する姿は美しく描かれ、金持ち政治家は悪の権化のごとく描かれ、長いものに巻かれること無く過ごそうとするものは煙たがられるのであります。そうでない世界観の話もあってしかるべきでありましょうが、あまりにも高尚過ぎるので世の中には出回らないのであります。

 第三項ですが、これも又重要な事柄であります。我々が参考書を買う時どういうところに気をつけるでしょうか?自分の知識の一寸上くらいを狙いますよね?わかりきってる問題集を買って無双しても何も面白くもなんともないので当然でしょう。実用書を買うときもそうです。であるならば、テレビ番組がそうでない理由がどこにありましょうか。そう! よのなかの し゛んみんにとっては あのていと゛の ないようて゛も ちしきすいし゛ゅんよりも うえとみなされるわけて゛あります。なけ゛かわしいことです。

 第四項ですが、これは非常に重要です。何故なら、大衆は共感こそが全てであると認識しているからです。自分の認識できる範囲内の出来事が全て。悪い人は悪い話、かわいそうな人は可哀想な話、良い人には良い話があると考えたくなるものです。実態がどうであるかは兎も角として、そういうわかりやすい展開を望んでいるのです。津波で家が流された爺さんが「また建て直せばいい」なんて笑顔で応えるレポート映像なんて使えたもんじゃないわけです。

 そして最後に第五項です。これは共同体を同一の共同体として団結させるために非常に手っ取り早い方法であり、愚策の一つでもあります。人間趣味が同じだからと言っても中々一つになれるものでもありません。サークルで意見がぶつかり云々した記憶のある方もおられることでしょう。同様に、目標が同じだからという理由でもそうです。必ず読者諸兄の皆様も経験があるはずです。何故か燃え上がる女性徒に大して面白くもない副旋律ばかり歌わされ練習も厳しくプレッシャーも厳しいだけの男子生徒がやる気を無くし女性徒にどやされる合唱コンクール目前の練習風景を。オラ思い出してなんか悲しくなってきたぞ。そもそも主旋律歌えるソプラノパートクッソ楽過ぎない?なんで男性パートは副旋律でクッソ面倒な練習せにゃならんねや。しばくぞ。

 失礼。脇道に逸れてしまいました。目的が同じだからといって人間何かしら団結出来るものではないわけです。では何なら団結し易いのか。それは仮想敵を生み出すことです。悪口を共有し、一人を嵌めるために結託する。これほどまでに人々の心を魅了するものはないでしょう。現代の左派を見ていれば嫌になるほどわかることでしょう。筆者はこの真理がいじめが起こる温床でもあるとも睨んでいます。しかしこれにも欠点があって、その仮想敵を仮想敵であると受け入れられない人民は急速に「ヤバい連中」とみなし距離を置いていくのであります。左派に冷笑する人々みたいなアレです。これが起こるわけであります。しかし、ごく一部の人間の心をつかむには非常に効果的な手法であり、一種のカルト的な信者が付くことから一定の数字を稼ぐことが出来るようになるでしょう。

 

 さて、今回は数字の出るコンテンツがどのような特徴があるかをざっくばらんに纏め説明など致しました。ここから、この世がいかに下らない概念に満たされていて、下らない概念をエミュレートして生きて行くことが重要であるということが伺えると思います。カンタンないじりやすいキャラ付けこそ初期に於いては重要なことであり、共同体の仮想敵を早急に把握し、共にDisることがその共同体に溶け込む近道であることも伺えます。

 そんなアホくさいことをしないと、この社会ではマトモに生きていけないのであります。残念なことに、大学みたいなアカデミックジャンキーみたいな連中は世の中にはそんなにおらんのです。真面目学生のノリで社会人をやると、つらく厳しい世の中と対峙する羽目になるわけであります。

*1:諸説あります

*2:諸説あります

*3:諸説あります

*4:筆者の独断と偏見調べ