旭駅本屋

SNSが普及しきった今日において、人々はなぜブログを使うのであろうか。

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転職のはなし

 弊ブログが哲学的に事象をこねくりまわすだけこねくりまわして理屈っぽく語る卑屈なおたくのブログみたいになって久しい今日ですが、ここでひとつブログのあるべき姿を省みて、過去の事象に関する記事を書きたいと思いまつ。そもそもブログって日記的なsomethingなんですよね。であるならば、日記的に過去の出来事を振り返っていくのが正しい在り方と言えましょう。思想に耽り瞑想を極める混沌とした何かは今日でオサラバです(アスタリスク*1の解散並の決意)。

 

 さて、というわけで転職についてつらつらと書いていきましょう。転職、仕事がつらくなったとき頭によぎりますが、実際のところその行動を起こすコストは思い至る閾値より遥か高めに設定されてます。社会は厳しい。オールして翌日出社できるだけの体力が欲しい。そこまで無理は言わないにせよ5000兆円欲しい!カネさえあれば転職なんて考えなくて済むのに。

 さて、まず転職活動を行うにあたって重要になるのが転職コンサルの見極めです。これが結構面倒くさいんです。なんでかって?各社手数料が違うからです。手数料の取り方も違います。掲載だけで取るところもあれば採用に繋がったら取るところもあります。ここでまず企業体力や何やらを問われるわけです。ちなみに一番ハードルが低いのは職安です。お陰で職安はカオスな求人で埋まっています。やめる気になったら一度職安を覗いてみると良いでしょう。案外現職もマシかな?とか思えるかもしれません。いやだって採用面接のバイトとかアパートで換気するだけの仕事とか国立大の事務とかが同列で転がってるんやぞあそこ。やばいぞ(語彙力不足)。

 さて、そんなこんなで就活サイトやら何やらを見比べ手探りで幾つかに登録することでしょう。少し前にお世話になったマ●ナビ、リク●ビのお世話になるやもしれません。しかし、ここが意外と落とし穴なのであります。

 

 なんか合わねぇ会社ばかりおすすめされるサイトは見ていて疲れる

 

 これです。ここは結構致命的です。仕事で疲れてるのに仕事を変えるのに疲れるわけです。もうね、これはゴールしても許されるよね*2。なので基本的な事ですが、自分の適正を見極め本当に自分に合ってそうな業態を選び抜いた上で目的の業種を選ぶ必要があるわけです。考えてるところが業界の一部とかだと結構埋もれて求人にありつけないとかザラにあります。ここで頑張って探そうとすると気力が尽きるので大人しくそういうところの掲載が多そうな就活サイトを探すのが吉でしょう。とはいえ案外就活サイトの住み分けはされてないので難しいものです。大手に頭を下げ大手からつまらない求人を渡され無限に魂を削る、これが基本的な流れになります。転職は現職を続けながら行う就活に近いです。そこを理解しておかないと結構体力と気力が厳しいことになります。かくいう筆者は大手に見切りを付け、なんかGoogleアドセンス辺りでオヌヌメされたティントきた広告で某転職サイトに登録、舵をIT系に絞り活動したのであります。IT系、IT系なだけあって特化した転職サイトが結構あります。素晴らしいことです。面白求人を探すのも楽なうえに中途はウェルカムなので私のように経験も何もない人間にもじゃんじゃかスカウト的なあれが届きます。楽しい。

 面白そうな会社からスカウト的なあれが届くとテンションが上がります。面白そうな会社から届くか否かは転職の気力を左右する非常に重要な事柄です。転職活動にあたっては自分が興味の持てそうな企業の求人が多そうな業態を狙っていきましょう。そうでないとまず気力が尽きます。ちなみに、スカウト的なあれはスカウトでも何でもないという話は往々にして出回りますが、私の場合はあんまりそんなことはなかったです。自分から面接官に「何で興味持ったんですか?」と聞いたらわり真摯に答えてくれました。中小だからってのはあるかもしれませんがご参考までに。こうやって、自分に興味をもってもらって、自分も興味をもって会社を見に行くと楽しいものです。遠いと睡眠時間が消失するのは厳しいですが、そうでもなければ気楽なもので、散歩がてら他所の空気を感じとることが出来るわけです。転職万歳!万々歳!

 余談ですが、あんま興味ないところにあんま興味ないまま行くとつらみが高まるのでそこは断る気力も必要です。自分は興味がない会社から熱烈なラブコールが来たのでわざわざ職場から2時間掛けて行って後悔しました。大人の社会見学にしかならないしそんなことするくらいなら素直に就寝です。睡眠を削ってまで他社の内情を知る意義はない。疲れを溜めるとお気持ちが高まるのでその辺うまくバランスよくやっていく必要があります。その辺は面接の日程を連チャンで入れまくるとお気持ちが死んでいくのでインターバルを挟む必要があるのに似てますね。就活はわりと御社が勝手にアレコレして勝手に予定が埋まっていった記憶があるかと思いますが、転職はこちらの都合が最優先されます。「社会人なので●●」と言えば大概通ります。これを生かして、面接面談を最大限自分の体力に見合う日程に収束させていきましょう。それが転職活動で生き残る術なのであります。

 

 そうこうして、うまいことうまい感じに転がるとマッチングしてる御社から内定が貰えるわけです。やったね。

 ちなみに、転職活動を行う上で大学と現職のネームバリューが生きてきた説があるので、新卒就活より転職の方がシビアにその辺見られる気はします。なので、転職をうまく進めるには内情はさておき看板だけは立派な会社に勤めると楽に進みます。そうでない場合は納得して入ってる分転職を考えることもあまりないとは思いますが、まあ就活リベンジマッチみたいなあれになるのは必死でしょう。

 転職活動、案外良いものです。弊社の悪しき文明と良い文明を客観的材料をもとに知ることが出来ます。転職を考えないとなかなか生まれないものです。それだけでも転職活動の意義はあるでしょう。

 最後に、在職中の転職活動は自身との体力勝負になります。残業三昧等で死んでると出来なくなるのでそこら辺も色々加味して動く時期を考えた方が良いでしょう。退職時期も重要です。両者を加味して、良采配を目指して日程を組んでいくのが乗りきる術でしょう。日程を組む段階に至らない場合は自分の長所短所を見極め自分の長所が生かせる業態を専攻を無視して今一度吟味しましょう。吟味が足りないとミスマッチを起こします。内定決まったマンでもミスマッチが正直怖いです。まんじゅうより怖い*3

 自己分析と日程管理、これが数ヵ月間とかいう短いスパンの間にろくすっぽ働いたこともないクセに考えさせられる新卒就活とは違ってわりと自分に都合よく出来ます。根気よく自身の天職を目指して活動していきましょう。

 

 

 天職に転職w

 

 ……

 

 なんつって

 

 なんつってつっちゃった?*4

 

 お後が宜しいようで。

*1:TVアニメ「アイドルマスターシンデレラガールズ」で結成された前川みく多田李衣菜によるユニット。音楽性の違いからすぐ解散する。

*2:あかん

*3:※ミスマッチが欲しいわけではない ←重要

*4:もしかしなくても → ゆゆ式