時代はVRです!
HMDを買いたくて買いたくて仕方がなかったけどHTC Viveの値段を見てそのあまりの価格に驚嘆し、まだまだVRの時代ではないんだな、と思いつつ、秋葉原電気街を今日も歩いていたわけなのであります。
秋葉原電気街には九十九電機がありまして、そのツクモにはひっそりとVR館なるVR機器を展示し体感できる店があるのであります。数年前の駆け出しの頃はキズナアイのパネルとかあった気がしたんですが、最近はめっきり見かけないですね。そんなところです。
そこでトランペットを眺める少年のような瞳で値札を眺めていたんですが、世の中にはあるというか、PC向けのそこそこ廉価なHMDが販売されているわけであります。
それが冒頭に記載してあるAcerのAH101なわけであります。
これ、淀やツクモでも4万を切る勢いで販売されており、筆者はすぐさま淀に駆け込み店員に在庫を確保させ購入したわけであります。実際4万は4kディスプレイと同じくらいの値段なので安い。本来ディスプレイだし価格帯そんなもんやろ。それでこいつはコントローラーまでついてくるわけです。安い。
ちなみにそのコントローラーの設定で難儀するのですが、それは別の話。
さて、この機材、MSが規格を定めて各社販売するMSX方式で発売されておりまして、そんなわけなのでMSから提供されるプラットフォームでサクッと導入できるのが売りだったりします。ほかは設定面倒くさいらしいですね。知らんけど。
ちなみに、そのMSのプラットフォーム自体がゴミ…… 独創的な感じで、なんと最新版のWin10でないと起動しないと。自分はここでWindowsUpdateの自動更新がコケて適用されないパッチがあり起動しなかったことに躓き無為に時間を消費させられました。
ちなみに、後学のために解決させた方法を書いておくと、
これのツールでWindows10の上書きインストールを掛けました。
時間はかかりますが、多分最終手段の一つといえるとは思います。
で、そんなこんなでWin10の最新版を適用させて、何度かリトライさせつつインストール作業を行うこと6時間。
コントローラーがまともに動かないとか色々あるものの、凄い、凄いですこれは。
バイノーラル録音みたいな感じで臨場感のある音響が流れる、3軸加速度センサで見たい方向に視野がずらせる。なんかこう、思い描いていたレトロ・フューチャーの世界に全速前進って感じがして凄いです。
というわけでですね、皆さん、HTC Viveの価格にめげず、AcerのAH101みたいなのを買ってVRしていきましょう。半値だし、手が出しづらいなとか言ってたニキもまあ買えるやろ。トラッキングポインタ別売してくれないけど、まあそれは値段下がった頃に別の買うだろうし良いかなと。
そんなわけで、筆者はこれからやっと本格的にVRしていきたいと思います。はい。