我が日の本は島国。なので必然的に海運は運輸の一翼を担うのである。然しそんな内向航路の主軸は貨物であり、気軽に乗れる旅客船というのは島嶼の多い地域を除いてはあまり無いのである。日本旅客船協会のサイト*1などを見るとその地域的な偏りが伺えると思う。ちなみに関東は見ての通り険しい感じになっている。何分気軽に乗れる航路が金谷と久里浜の間しか無いことになっているし、実際そのとおりだからだ。
なので航路というのは幾ら海が近くともあまり馴染みのないものであったのである。せいぜい房総の奥に行く傍らに乗っておくかくらいのもので、さもなくば瀬戸内でブイブイするか、北海道に渡るのに使うか、そのくらいでしかなかったのである。
というわけで東京まで2時間超の船旅です(東京湾内の管制の関係で大幅遅れ) pic.twitter.com/60Ksdo3rax
— ゆーにれ@既刊委託販売中 (@yunille) 2020年2月22日
知り合いのオタクらが同時多発的に船に乗っており、俄然機運が高まったので乗ってきたのである。オタクはちょろい。
しかもこの航路は横浜から東京までときた。乗らない理由がない。
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