すみません、さわやかが出てしまいました。
えっ?なんでここで颯爽とさわやかが出てくるかって?それは弊記事を読んでのお楽しみということで一つ。
さて、前編で富山駅までえっちらおっちら並行在来線でチンタラ時間を掛けてきたことは書かせていただいた通りであります。そして念願のますのすし…… の前に
乗りつぶしをします
そう、これが乗り鉄っ……!観光も、何もかも棄て…………ただひたすら列車に乗る……
や、でも何だかんだ言ってこんなのあったら吸い込まれていかない?行くでしょ?普通。行かなくてどうするの? ここまで来て見送る理由も無いでしょ。常識的に考えて。
こんな面白そうなアトラクションに一回200円で乗れる。乗るしか無い!このビッグウェーブに!
……
結果
どこだここ
というか環状線毎時三本ってアタマランドなのでは?おかしい。こんなことあってはならない。本数が圧倒的に少ない。 間の悪いことにさっきすれ違ったばっかりなので来るのは約20分後だろう。なんか無性に虚しくなってきた。
環状線で新富町電停まで乗り通し、しっかり富山駅前付近を乗りつぶし富山駅に戻ります。余談ですがこの無益な労働により一時間時間を失い付いた頃には14時10分頃になっていたことをここにお知らせ致します。
駅前でわちゃわちゃ撮影などし、いざお目当てのますのすしを購入。ここで、乗り継ぎの特急券が安くなるからと金沢まで新幹線をセレクト。われわれはかしこいので、乗継割引を適用するのですよ。
結果がこちらの画像です。
しかし日本の高速鉄道網の進歩は目覚ましいものがありますね。それまで特急でも40分近く掛かっていた富山金沢間がなんと22分で結ばれてしまうわけです。Yahoo!乗換案内で時刻を調べて「あれ?金沢ってこんなに近かったっけ?」と素で思った程度には革命的な出来事と言えましょう。しかしその煽りをもろに食らっている市井の一般市民がこの私であります。
私はここで、約20分の間にますのすし一皿を平らげゴミを処理するという厳しいタイムアタックを強いられたわけであります。ちなみに、ますのすしタイムアタックは約10分で一皿完食し無事勝利しました。ここで、無事旅の目的を果たしたのであります。
金沢到着は1520。この先名古屋から東京まででも1時間半はあることを鑑みると、どこか途中で夕食を取りたい気分になってきますね?なってくると思います。私はなりました。
ふとここで思うわけです。
さわやかがあるじゃないかと――
そういうわけで無心でさわやかを目指します。
無心……
…………
……
まあ乗るよね!
乗り鉄は乗り潰さなければ気が済まない性分なのであります。仕方ない。
ところで、何度見ても豊郷あかね氏が舞風に見えてしまうのはワイだけなんですかね?ワイだけですね。
この後新快速で速やかに米原へ引き返し新幹線ホームへ。
目指せさわやか。
20:32 静岡駅
一回名古屋で乗り換えこだまで静岡にたどり着きました。ここから新静岡セノバ店を目指します。新静岡セノバ店は2300まで営業している*1 ので終電の心配こそありますが、営業時間の方の心配はひとまず必要はないようです。
小走りで歩くこと10分。新静岡セノバ店に到着。客の入りは思っていたほどではなくこれなら終電に問題なく乗れそうです。
供給されたげんこつハンバーグを無心で食い、速やかに会計を済ませ静岡駅に急ぎます。なんとかひかり482号に間に合い、余裕を持って東京駅に到着。
というわけで、日帰りでますのすしを食い帰り道でさわやかを食う無謀な旅がここに終わったのであります。