結論:無いこともないけど別のとこに金突っ込んだほうがメリット大きい
胆振地震でブラックアウトが発生し管内全域停電という太平洋沖地震以来いつか起こるとされていたことが起こってしまったわけです。
しかも非核化を推進する市民によって原子力発電は再開の目処は立たず、未だに綱渡り的に火力発電所を酷使しギリギリで回しているような状況であり、いつ似たようなことが起こってもおかしくないわけです。
そうでなくてもクソアパートメントハウスに住んでいる筆者はたまーに電気が落ちるわけです。クソかよ大家。
というわけで、停電時にUPSがどこまで使えるかを実践を交えて書いていきたいと思います。
・UPSはあくまでも延命手段
UPSはシャットダウンまでの時間をかせぐことが出来るデバイスです。
異常時においても正常なシャットダウンが期待出来ます。
というか、異常時においても正常なシャットダウンが出来るくらいの能力しかないです。
今回の震災のように、継続して停電するような用途ではまあまず使えないと思って差し支えないです。
尤も今回はネットワーク回線が無事だったのでそこまでの経路を確保する観点でいうと悪くはないかもしれません。が、ネットワーク回線に接続して何をするかというところでしょう。
正直ツイッターやるだけならスマホとモバブでええやんってなります。というか停電した時なりました。少なくともx86マシンをバッテリーに繋ぐ意義はまああんまないです。別にx86機を回線に繋ぐこと自体を否定するわけではないですが、マシマシスペックのデスクトップ動かす意味はまあ正直、無いと思います。
というか、停電してるということは明かりも無ければ何も使えないわけで、そんな中PCだけ無事でもどうすんねんって感じは、まあわりとあります。や別にUPS自体は100V配電してくれるし別のデバイス刺しても問題は無いんですがね。
ただまあ、そこに5万くらい突っ込むなら20000Ahくらいのモバブを5個くらい買ったほうが恐らくメリットは大きいんじゃないかとは思うものです。
現代のスマホってなんだかんだなんでも出来る上にPCよりは消費電力低いので。
スマホ側に掛ける感じで投資したほうが多分費用対効果は高いと思います。
役不足ながらも懐中電灯もブラウジングも端末一つで出来るってのもありますし、複数台持ってれば分担させることも出来るわけでありますから。