旭駅本屋

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PC?にn00万つぎ込んでいる話

最近n00万円課金記事がバズってるので便乗仏教です(出落ち柳)。

 そもそも大抵の人民は「今のPC50万くらい掛かってるかな~w」っていうと引くらしいんですが、普通そのくらい行かないですか?モバイル用と母艦とで2台は最低必要だと考えると一台25万。妥当なラインだと思うわけです。iPhoneだって20万するしBlackSharkも最新モデルなら10万するわけです。子機側でそれなのに母艦側が安いわけはない。というわけで、50万くらいPCにつぎ込むのは普通だと思うわけです。はい。

 

そもそもどこで道を誤ったのかと言うと、まず自分用のPCを買った辺りだと思うわけです。そもそも性格的にスペック厨ということもあり、初めて両親の持ってる共用PC以外のものを買った時に手を出したのがレディーメイドのPCのだったわけです。買ったのがVAIO Zの2011年モデル。当時の国内メーカ製PCとしては異常とも言えるSSD搭載モデルがあり、当時の国内メーカとしては異常とも言える13.1インチでもFHDディスプレイが積めた、薄型軽量ノートとしては異常とも言えるGeForceを積んだあのVAIO-Zさんです。当時新品を30万ちょっとで買いました。それが全ての過ちの始まりでした。

自作PCユーザには二通りのハマり方があって、自作に最初から手を出すマンとメーカー製から紆余曲折の末自作にたどり着くマンがいると思うわけです。前者は特に何もないですが、後者は構成の自由度や価格の安さから感覚が段々麻痺してくるわけです。筆者は後者でした。あとはわかると思います。

安さに惹かれて自作の道へ……というわけではなく、SONYのノートPCの次に手を出したのはLenovoのノートでした。安牌of安牌。VAIO Zで10年戦えると確信していたものの、6年くらいでヘタったので新しいPCをということで同程度のスペックで動く安いノートを調達したわけです。当時11万くらいとかだったと思う。VAIO Zと比べれば遥かに安い。13.1インチから15インチになり多少可搬性が落ちたものの、FHDモニタを詰んでSSDを詰んでと当時のノートとしてはそこそこマシなスペックになっていたと思います。国内メーカ製は未だにHDD積んでHD画質なのホンマ売る気あるんかなって感じ。

で、これを2年位運用して、やっとBTOでPCを購入したわけです。足掛け8年位。NehalemからKaby Lakeまで、coreシリーズの歴史をなぞりやっと半自作デビュー。やる気が無いのでここで買ったのは即納ミニタワーモデル。当時は拡張性よりもスペースを重視していたとはいえ、という感じではありつつも、ここから沼が幕を開けるのです。

ツクモBTOを13万くらいで買い、液晶モニタと一式諸々で大体15万くらい飛んでいたわけです。ここまでのPC他諸経費を合計すると70万くらい掛かってるわけです。外付けHDDとか買ってるしそうなる。しかもそれらは基本的人権の享受のためと完全に金額を考えず買っているわけです。ヤバい。ヤバいね。今書いていて改めてヤバさを自覚しているくらいにはヤバい。しかしここで終わらないわけです。

程なくして、実家のPCがおなくなりになりました。Nehalem世代のBTO PCを7年位酷使して死んだんだから大往生と言っても差し支えないでしょう。ここで「要らないから」とHDD以外の全てを譲渡されたわけです。しかしマザボは死んでる。でもマザボ以外は生きてる。どうしよう。というわけで自作街道を驀進していくことになるわけです。

LGA 1156マザーなどというものは当時既に販売しておらず、同様にDDR3対応マザーなどという化石も存在しなかったので潔くLGA1151マザーを購入。確か3xx系チップセットが出る直前で投げ売りされていた安マザーだったと記憶している。マザーに合わせDDR4メモリを基本的人権の最低限である8GB購入。CPUのi7-860は生きていたもののマザーが死んでいたので大人しく当時最新鋭のCeleron G3930を購入。ストレージを適当にこさえて、プレクスのチューナーを購入し、ケースに嵌め込んで完成。こうして筆者の自作デビューはクソみたいなゴミで飾られたわけです。自作デビューって多分行き着く先なので気の狂った構成になりがちだとは思うものの流石に文字に起こすと酷い。なんせパーツ代の合計よりライセンス料の方が高かったくらいには酷い。メモリが大暴投してる昨年末だった時点でそのレベルなわけです。

そこでモニタが足りないからとモニタを追加で購入。モニタ増えて見づらいからとモニタアームを調達。で、録画環境をぶっちゃん氏がなんやかんやでこさえてくれた後にだんだんと圧迫されていくストレージに呼応してストレージを追加していったわけです。お蔭で今では録画鯖42TBの環境になっているわけであります。ストレージ代だけで何万だよ。ちなみに本務機はSSD3TB。おかしい。クラウドストレージサービスの無料枠が足りなすぎてオンプレで凌ぐしか無いレベルにはおかしい。多分ストレージだけで15万くらい行ってる気がする。

で、なんやかんやあったときにはPC関連への課金額が100万を超えていたと。PCだけでこれで、そこに携帯端末とかPCから派生してきた電子工作とかシングルボードコンピュータとかにつぎ込んだリソースを考えると半端ない金額が飛んでるわけです。計算したくねぇなこれ。でも後悔はしていないし、多分後悔することもないでしょう。

たとえその累計n00万でTwitterしかしていなかったとしても。