旭駅本屋

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コミックマーケット、完全に理解した 入門編

※本記事はコミックマーケット初心者に送る記事です。

 

おはこんばんちわ!筆者です。

皆様は(コミック|コミケコミケット)ことコミックマーケットには参加したことはありますでしょうか?

ここからは独断と偏見で高々数年程度しか参加していない筆者ではありますが、初心者向けの攻略法を書いていきます。

 

1. 地図を覚える

基本です。地図は覚えましょう。

戦いの基本はまず地図を覚えることです。四の五の言わずに覚えましょう。

最低限暗記しておいたほうが良い地図は3つです。

1. コミックマーケット会場白地図

2. 東京国際展示場フロアマップ

3. 会場周辺の地図(シンボルプロムナード公園、有明西ふ頭公園、水の広場公園、防災公園の各公園内の園路及び会場周辺道路を含むもの)

 

これに加えて、利用する予定の鉄道駅*1の構内図も頭に叩き込んでおくと捗ります。

コミケットはなによりも足を酷使するイベントであり、選択した経路が生死を分けることすらあるイベントであります。地図を頭に叩き込み、スタッフの一言一句に耳を傾け最適な経路を脳内で計算し、常に目的地まで最も楽な経路になるよう移動していきましょう。

 

Q.会場白地図はどういう時使うの?宝の地図じゃだめなの?

A. (これは東館での話なので今出す例えとしては余り妥当ではないのですが、)32aみたいなサークル番号である場合、縦一列ある島のうち、トラックヤード側の方の端に近い方で、入り口から見て島の左手側にあるということが一瞬で理解できるようになります*2。メリットとしては、ツイで探してその後直感で動けることです。

ただ西は変速配置でこの限りではないので、もう少し頑張って覚えないとどのスペースだからどこへ向かえばいいというのが直感でわからないのですが……*3

 

2.フロアマップってどのレベルで覚えればいいの?

どこ歩いても今どのへんだから目的地まではあの程度の距離だというのがわかればそれで十分。他はアトリウム、エントランスプラザ、ガレリアなどの語彙はアナウンスで頻出するので、何処にあるのかわからず詰まないためにも覚えましょう。

 

Q. 会場外の地図はどのレベルで覚えればいいの?

A. 常識的な範囲で回るのであれば、青海や防災公園との往復に困らない程度にシンボルプロムナード公園やその周辺の建物を覚えれば十分。始発を含めて活動時間を長めに取るのであれば、トイレやコンビニを含めた滞在時間を過ごすのに困らない程度の情報を覚えたほうが楽です。

 

2. サークルチェックをする

戦いは戦う前から決まっている。

人間には持てる力の上限というものがあります。それは財力であるかもしれないですし、筋力であるかもしれません。まあ一番は時間なんですが。

コミケットでは、他のどれかが秀でていても一番低い要素に引っ張られます。ドベネックの桶みたいやなぁ……。なので、事前にサークルチェックを行い、目的のサークルを吟味して資金、体力、時間的に問題なく回れる算段を付けましょう。

これをやらないと、後々完売報告を見て後悔したり、メロブで後悔したりします。ホンマなんです!信じてください!

 

これは余談ですが、筆者は100冊程度買うと足と腰と肩が死んで撤退の機運が高まります。個人差はあると思うものの、興味のあるサークルが3桁を超えた辺りで注意しましょう。それ全部買ったら多分財布か体のどちらかは壊れます。

 

サークルチェックをしたら、優先順位順にうまく回れる計画を立てましょう。ここで計画を練りすぎても後々破綻してくる可能性が高いので*4、ホール内移動に重点を置いて、あとはホール別に優先度を計算して回っていきましょう。

 

3. スタッフの指示に従う

コミケット、基本的に教科書くらいでしか見たことがないような事象が多発します。グリッドロックデッドロックも普通に起こります。人間しか居ないのに。ヤバいですね!

群集事故寸前みたいな状態もまれによく起こります。ヤバいですね!

この中でもグリッドロックはスタッフが周囲を一方通行にすることで解決させることもあります。グリッドロックで無為に時間を浪費するよりは、スタッフの指示に従ったほうがましです。スタッフの指示に従うということは、ひいては自分の欲しい新刊が一秒でも早く買える可能性を高めることにも繋がるのです。

余談ですが、スタッフの案内に従っていてもデッドロックする場合があります。その場合はおとなしく諦めましょう。デッドロックは中々出れない。

 

スタッフの指示ですが、基本的に道案内に関してはその時考えられうる最短で行ける経路を基本的に伝えていると考えられます。他が詰まっているとか、つまりそうとか、*5。まれにガン無視した経路で動けることもありますが、基本的に一番流れる(あるいはスタッフ的に流したい道)はスタッフが伝えている道なので、おとなしく従いましょう。

 

 

いかがでしたか?

あまりにも当然であるからネットの指南にも出てこない系で固めてみましたが、初心者の皆々様の参考になれば幸いです。

*1:会場最寄りのみならず、乗換駅を含めて

*2:厳密には柱のある辺りなどはスペース数が少ないのでこの限りではない

*3:南も縦の長さがあまり規則的でないなど覚える障壁ができてしまっており悲しい

*4:特にホール間移動は時間と列の具合によって使える経路が変わってくるため、考えていた経路が使えない場合も多い

*5:詰まる中で人が増えるとヒリつくので人を入れたくないという事情もあったりしそう