マイクラで序盤中盤お世話になるトロッコ。始発と終着でいい感じにトロッコを回収したり自動で発車させる駅は結構記事が多いのですが、こと途中駅はあまり良い記事が無いように思えます。
なので自作しました。
今回は、色々試行錯誤の末完成した中間駅を紹介していきます。
雑建築を足して、完成形はざっくりこんな感じ。
音符ブロックを押すと発車(通過)出来るような仕掛けです。
それでは、作り方を紹介していきます。
必要ブロック
ホーム一つ辺りで必要になるブロック数です。
一番下の行は別に記載の種類のブロックでなくても良いです。銅ブロックはピストンで押せる不透過ブロックを、黄色のガラスはピストンで押せるお好みのブロックを利用してください。
ガラスは透過ブロックの代わりで、空洞を埋める場合には必ず一つ必要ですが、埋めずに放置するなら不要です。
必要な資源はかなり少ないので、トロッコが必要なサバイバル序盤や中盤にも作れるくらいで収まっているかと思います。
作り方
駅は最小構成で直線5マス分の土地が必要になります。
既設のトロッコ線路に設置する場合は、直線5マス分確保できる箇所を選んで施工してください。
まず、5マス分の直線が確保できたら、5*2の範囲を深さ2マスで掘ります。
掘ったら更に図の形になるよう、追加で1マス掘り下げます。
5*3マス掘って図のように埋めても結果は同じです。お好みで施工してください。
図のように、レッドストーンダスト、レッドストーントーチ、ピストン、ピストンで押せる不透過ブロック、ピストンで押せるお好みのブロックを設置します。
銅ブロックの位置は必ず不透過ブロックにしてください。
特に明記していませんが、ピストン横のレッドストーンダストの載っているブロックと、レッドストーントーチが載っているブロックは必ず不透過ブロックにしてください。
空間を埋めたい場合は、ガラスの位置は必ず透過ブロックを置くようにしてください。埋めない場合は適当に松明を置いて湧き潰しに使うと良いと思います。
十字になっているダストを目印に、手前に2マス分を高さ3で掘り下げます。
掘り下げた空間に、リピーターとレバーを設置します。
レバーは必ずオン状態にしてください。
右側のピストンの上に、不透過ブロックとオブザーバを順に設置します。
オブザーバは手前側が顔になるようにします。この上に音符ブロックを置くので、音符ブロックが検知できる向きにします。
最後に図のようにレールを置いて、オブザーバの上に音符ブロックを設置すれば完成です。
図のように施工してきた場合、音符ブロックを置くとパワードレールがオンになると思います。念のためにディテクターレールの上にトロッコを置いてみて、パワードレールがオフになるかどうか確認してください。オフにならない場合、どっかで回路をミスってます。
ありがちなのが不透過ブロックやトーチの位置の間違いです。音符ブロックを押した時にトーチがオンになるよう、配置を見返してみてください。
おまけ
およそRSダスト10個分必要な資源が増えますが、図のように施工すると5*2*3マスで収まるサイズになります。RSに余裕のある人はこっちのほうが良いかも。
あとがき
マイクラでトロッコ、案外使い勝手がありそうで使いにくいイメージがあると思います。実際ありました。使いづらい理由ってなんだろうかと考えた時、やっぱ基本的には果てしない棒線を作りがちで中間駅が無いのが原因なんじゃなかろうかと思い、今回中間駅のモジュールを作成した次第です。
意外とマイクラのトロッコの中間駅って調べても良さそうな事例が出てこないんですよね。鉄道っぽくて、かつ操作しやすく、かつサバイバル序盤で作れそうなローコストな奴、ということでアレコレ試行錯誤した結果、こうなった次第です。
最初はボタンを使ったり、降りる時だけボタンで操作、何もなければ通過みたいな感じでやってたんですが、降りるのに操作が必要となるとミスった時果までトロッコが持っていかれたり、ボタンを押すのはヒットボックスが小さくて結構苦戦したりと結構癖が強かったんですよね。あれこれやった結果、音符ブロックとオブザーバという組み合わせにたどり着いたわけです。
音符ブロックとオブザーバの良いところはヒットボックスがでかいことに尽きるのですが、反面1RSティック長のパルスしか出ないので、一般的なフリップフロップ回路が使えないというデメリットがあります。トーチが2つあるタイプのフリップフロップ回路だと、3RSティックくらい入力し続けないとオンに切り替わらんのです。これはまあ少し考えれば確かにそうだなってなるのですが、なったところで結構頭の痛い問題でした。リピーターを使えばパルスの波長を長く出来るのですが、リピーターを使うと信号の出力が遅れるのが結構致命的でした。駅の回路の一部にしてしまうと、押しても中々切り替わらない≒思ったタイミングで通過(停車)出来ないことになるためです。そう考えた際に、リピーターやフリップフロップを使わずどうすべきか、となってたどり着いたのがピストンで不透過ブロックを押し出す方法でした。
ピストンは確か伸びるのに1.5RSティック必要なのですが、1RSティックのパルスでもブロックは押し出せてしまいます。なので、まずリピーターで不透過ブロックに常に信号を流し続けるようにしておいて、都度不透過ブロックの位置を切り替えることで、トーチの信号を制御して、パワードレールのオンオフを切り替えられるようにしたわけです。これの良いところは反応速度が早いことで、フリップフロップ回路を使うとどうしても10RSティックくらいは切り替わるまで時間が掛かるのですが、2RSティックくらいで切り替わってくれるようになってくれました。音符ブロックのヒットボックスはデカいとはいえ、結構近寄らないと押せないので、押してから切り替わるまでが長いとオンになったのにトロッコが止まるみたいな悲しいことになるんですよね。今回の回路はそれが起こらなくなり、結果駅部を結構小型化出来たのはかなり良かったんじゃないかなと思っています。
あとがきだからとダラダラと書いてきましたが、読者の皆様もぜひぜひトロッコの中間駅を活用して、より良いトロッコライフを送っていただければ幸いです。