超ネタバレ姫
※本記事は超かぐや姫!のネタバレを多分に含みます。
それでも良いなら読みましょう。
まだ観ていない?
観ていないなら観てから出直せ。
早く。
つべこべ言わず見るんだよ。
はじめに
超かぐや姫!を観て最近思うのは、やはりこれは一部世代のオタクが最後に見る夢なんじゃないかということです。オタクが出てくるアニメはまあ、あった。いっぱいあった。俺妹もそうだし、アクセル・ワールドやSAOも言ってしまえばそうだし、冴えない彼女の育て方もまあそうだし、色々ありました。ラブライブ!も言ってしまえばギリそうか?オタクなんてものは昔から観測されてきた上、オタクなんてものはどこかしらにいたのでまあ題材にはされてきました。しかし題材としてはどうでしょう。そんなに良いものだった記憶はそうないのが所感ではあります。わかりやすいアイコンを配してオタク的に描く。秋葉原とかコミケとか出してオタク要素を出すとか。売れてる方、人気な方でもまあそんな感じだったわけです。そうはいっても世の中はだいぶ良くなってきました。オタク文化が底辺の扱いを受けていた時代の最末期みたいな部分、いうても良くなってるみたいな時代を生きてきた人間であるゆえに、オタクはネガティブなものでありポジティブなものに変わりつつありみたいな時代を過ごしてきたわけであります。そうでもありながら、オタク趣味をバリバリ生きてきた人生の中でイキのいい時期はオタク趣味はギリギリアンダーグラウンドであり、ギリギリアンダーグラウンドみたいな描かれ方をしてきたわけです。完全に潮目が変わったのは多分ラブライブ!とかVtuberとかでこれら文化が一般に浸透してのような気もするところです。だもんで、オタク趣味はアンダーグラウンドであるものだという認知のまま生きてきた節は多分にあるわけであります。
超かぐや姫を観てみましょう。ざっくり言ってしまえば要は推し活の話です。彩葉がヤチヨを推す話であり、かぐやが彩葉を愛する話であり、ヤチヨが彩葉を推す話であり、彩葉がかぐやを愛する話でもあります。主人公の彩葉は冒頭でも語られている通り、推し活したり、ゲームしたり、たそがれたり、推し活したりするわけですが、おそらく生活圏の立川あたりである程度グッズの収集は済むのでしょう。コトブキヤもメロンブックスも立川にはあります。何なら、別に秋葉原に出たところで大したものはありません。立川と大差ないです。だもんで推し活だけなら立川で完結してしまうのです。これは概ね今までのオタクが出てくるオタク向けの作品とは異なるものです。オタクが居るのは秋葉原であり、中野であり、有明である。そういった要素はこの物語からは完全に排除されている。ここは非常に興味深いところです。出てくるのは立川と江の島と三郷。推し活は大都市圏であれば困らないという現代社会をよく描いているようにも見えます。そして真美や芦花も推し活に対して「まあそういうもんだよね」みたいな描き方をしている。非常に現代的な描かれ方です。彩葉も大概ではありますが、オタクというのは体外偏屈なやつに割り当てられるキャラクターだったものですがどんな奴でも一定オタクで、オタクが居るのは普通という世界だと誰も推し活をしていても何も思わんしそういうものだと思うというのは非常に現代的で良いですね。そういうことが描ける時代がやっとやってきたのだと思うものです。そこを描けなかった、描ききれなかった作品は幾らでもあると思いますし、時代が許せた部分もあると思っています。そういう意味で、筆者はこの作品は極めて2026年的な話だと思います。オタク的な趣味というものにネガティブな意味合いを持つ者はおらず、どうでも良いとさえ思っている。良い時代ですよ。本当に。こういうものを世に出せるだけでも本当に良い時代になったものです。
本論
超かぐや姫は良い。本当に良い。良いけど刺さる人にリーチしていないし多分そんなに本来リーチすると思ってなかった層に結果リーチしてるんじゃないかとも思えてきます。ニコニコ動画で程々にボカロに触れて、Vtuber文化にも触れて、VRChatなんかをやって昨今のVR文化に触れて、そうやって生きてきた人々に向けた話のような気もしてきます。まあVRもいうてツクヨミほど発展しているわけでもないし、Vtuberも甘くはない。現実とはいつだってそういうもの。しかしこれは娯楽である*1。娯楽には適度な嘘やご都合展開が必要なのだ。それを面白さで押し流すなり押し通すのが創作というもので、そここそが創作の醍醐味なんじゃないかと思うところであります。ある種押し切っているのが超かぐや姫であり、その点でもやはりよく出来ていると思うところです。
尺の中で描くだけのことは描き、ほぼすべて回収していくというのは本当に驚嘆に値する部分であります。回収が綺麗と伏線を違和感として描かないスタイルが殆どなだけに、一周目では大して理解できないところが中々大変であり、凄まじくもあるのですが、そこがまたやはり凄みを感じる部分でもあります。違和感として作中で提示されるのはおそらくヤチヨの「いつも来てくれてありがとうね」と、彩葉がRememberのメロディーに気づくところくらいなもので、実のところこの2つさえ踏まえていればこの物語を理解することは出来てしまうので、最低限として強めに提示しているのでしょう。それ以外はすべて脇役として提示しているのだ。本当は脇役で良いわけがないのに。おそらく彩葉が映えないアパートの一室で居続けるのは辛いだろうと、勝手に買ってしまったスマコンでかぐやにツクヨミを紹介するとか、最初のライブ前にヤチヨの握手券付きの券が一瞬写っていたり、月の世界には味も温度も無く毎日毎日同じことをしているということでピクセル調に表現したり、元いたのが味のない世界だからか料理に傾倒したり、引っ越すまではクーラーを使わず扇風機を使い続けたり、ヤチヨが「それがヤチヨだから」と彩葉の最推しを理解して最推しになろうとしたり、すべてを明かしたヤチヨが忘れてもいい、FUSHIならそういうことも出来ると言って元の推しの枠になれるようにしていたり。最低限理解できるところは最低限で描写して、最大限理解したい部分には最大限理解できるようにアニメーションで表現できるところまで最大限力を入れる。すごいことですよこれは。
そうか、だからヤチヨは笑っていたんだ。という言葉はある種自然に溶け込んだ伏線を踏まえて見ると矢張り異様に響いてくるのです。推し活はいつも活力をくれるものでしょうから。
おわりに
曲も良いですね。ワールドイズマイン、ハッピシンセサイザー、ray、メルト。すべての曲のテーマとこの物語のテーマが一致しているかのようで、本当に良いです。大体10年くらい前までの曲であり、そのくらいにこの曲に触れてきた人々が本来的にはターゲットなのでしょう。公式サイトのイントロダクションはそんな雰囲気になっておりますゆえ。しかしそれらの狙っていた層には今そんなに届いておらず、別の意味で広い層に受け入れられつつあるのではないでしょうか。良いことだと思います。この物語はポテンシャルがある良い作品なので。
*1:VRでは味覚もないし触覚の反映もない。この点読み取れる人はいるらしいが、万人がそういうわけでもない。衝突判定はかなり難儀だし、他人のアバターから物を分捕ることも出来ない。足を自然に動かすのはトラッカー無しのグラスとハンドコントローラーのみでは正直今後も上手いこと出来ないだろうとは思う。なもんで劇中のVR描写は結構欲が出ているあまり現実味の無いものではあるが、だからといってPico4みたいなビジュで受けたかというと多分そんなこともないからバランス的にはしょうがない。リアルであるほどよいというものではない。
Non Reserved(1)
そうだ
京都、
行こう
京都に行こうと思い立ったのは三連休の直前であり、その2か月ほど前でもある。ETR651氏に「こういうのすきそうだから」と京都モダン建築祭なるものを教えてもらい、いうてもまあまあな金額するなどうすっかなと検討に検討を重ね検討を加速した結果、行くことにしたのであった。ついでに乗っていなかった北陸新幹線の敦賀までと、途中に黒部峡谷鉄道の猫又駅で降りられるようになっていたのでそちらも行きたい。概ねざっくりとした計画を前日までに練って、始発の新幹線に乗ったわけである。
始発の新幹線と言っても厳密には始発のひかり533号ではなくのぞみ97号である。こちらの方が京都へは先着するので実質始発である。のぞみ97号は基本的に自由席でも空いている。使える人も限られているし、そこまでして新幹線に乗る人もいないからだ。だもんでこれが混んでいるとこの先はタフな可能性が高い。なぜなら皆遠出しているからだ。そしてこの日は結構混んでいた。座れなかったということもないし、立っている客がいたわけではない。ただ、2列席は全部埋まっていて、3列席の通路側を選ばなければならないくらいではあった。これはこの先の混雑が早くも思いやられるというものだ。
商業繁華の pic.twitter.com/eXG86S6qJg
— 市川 旭 (@ithikawa_asahi) 2024年11月1日
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日本の夏 (1)

旅行というもの、娯楽の増えた現代においてはそこまで面白いものでもないのかもしれない。そう思う時もある。移動時間はまあまあ長く、まあまあ退屈であり、それはそれとして旅先では取れ高というものもどの程度あるのかも不透明である。最近は出不精ゆえ肉体的にもまあまあ疲れるというものだ。なので旅というものもそこまで面白いものでもないのかもしれないと思う時もまあまあある。とはいえこれは有名観光地は概ね行ったことがありそこまで有名観光地でもない土地ばかりに行っているからなような気もしてくる。日本国内ともあれば細かい差こそ多いが概ね似たような情景が多く、海外のように歩いているだけで謎のカルチャーショックを受けることはまずない。カルチャーショックを受けるにはしっかりとその土地を細かく観察し、地元と比較し、深い洞察をしなければならない。そうしてやっとカルチャーの差異が出てきて初めてショックが生まれるのだ。しかも大抵そこまで大きいものではない。
ならなぜ旅に出るのかと問われれば、そこにまだ知らない土地があるからとしか言いようがない。それでもなお、見知らぬ土地と風俗を求めているのだ。この見知らぬ土地と風俗というものは基本的には土地に住んでいてはごくありふれている光景であり、気づかないものである。大工場と港湾が当然どこにでもある姿ではないのと同じようなものだ。土地を離れ、ほかの土地の当たり前を見ることで自分の住む土地が改めてどういうものであるのか俯瞰して見られる。旅の面白みの一つは普段の生活に新たな視点が生まれるところなのかもしれない。尤も、その視点が活かせるかはまた別の話としてあろうが。
続きを読む【Minecraft】まだ誰も気が付いていないかもしれないサバイバルで使いやすい自動倉庫の形
読者諸兄の皆様はサバイバルで自動倉庫を作ったことはあるでしょうか?
私はあります。
友人には「普通はサバイバルでは作らんのよ」と言われましたが、チェストを整理するのが面倒なので勝手に分けてくれてサボれるに越したことはないのです。
然しこの自動倉庫、よく紹介されているデザインは奥行きがデカい。デカくて並べると果てしなく遠くまでアイテムを取りに行く羽目になるか隣の列が遠くてつらい。
ということで諸々改良したので紹介します。

なんのこともなく、単純によく見るデザインの仕分け部分だけ屋根上に持って行っただけです。

隣の仕分け機が壊れないということはすなわち、真後ろに仕分け機を作っても壊れないということでもあります。屋根上に仕分け装置を最密充填することで、屋祢下で適度な歩行スペースを確保しつつも全体のサイズを抑えることが出来ます。
基本的にはこの形のユニットを組み合わせるだけです。
自動倉庫を作り慣れてさえいれば、なんとなーく理解して作れるんじゃないかと思います。
【Minecraft】まだ誰も気が付いていないかもしれない小型なクラフター圧縮装置

1.21で追加されたクラフター。いろいろやりたいけど配置に悩む、という人が多いのではないでしょうか。
今回は単機能ながらも単純かつ小形で、ホッパー列にそのまま組み込めるクラフターでのブロック圧縮・展開向けの装置を紹介します。
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宇都宮

18切符で始発から終電まで乗りとおすという行為をやらなくなって久しい。元々大してそういうムーブはしていなかったが、益々やらなくなってしまった。宿代も高くなったし、何よりそこまでして乗る先も減ってきたのも大きい。JR線の9割9分は乗っているとなるとこうもなってくる。乗りつぶしが終わってきたとなると矢張り、その先でやるべきことと言えば観光だろう。
実のところ、18切符は日帰りの観光で使うのに非常に便利なのだ。次点で普通列車しかない路線を移動する時だろうか。
日帰り旅行で使えるといったところで行く先をどうするかというところを考えねばならない。考えたときに浮かんだのはまず宇都宮であった。宇都宮は過去何度か行ったことがある。とはいえ観光は2回くらいしかしていない気がする。前回行った時は芳賀・高根沢工業団地に行って帰ってくるだけで終わってしまったし何なら餃子すら食べられなかった。久々にちゃんと宇都宮の街を見ようじゃあないかということで向かった。
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徘徊

最近記事を書いていない気がする。いや実際のところ月一ペースでは書いているっぽいのでそこまで書いていないわけではないが、書いていない感があるということはまあ、書いていないのかもしれない。長くダラダラとした記事を書くことが無いからそう思うのかもしれない。長くダラダラとした記事は一般的に長くダラダラとした旅行を書くから生成できるのであって、長くダラダラとした旅行をしていない手前かけないのであった。都市部を毎週末徘徊し足の筋肉を鍛える活動には励んでいるがそれはそれ。元々足の筋肉を鍛える活動も兼業では体力的に専業に勝てないので、面白い何かを生み出すにはまず体力からと始めたものであった。始めたはいいが、面白い何かを生み出すでもなく徘徊だけしていては何も面白くはない。ここはひとつ、週末徘徊ついでに赴いた場所でも紹介したいと思う。
続きを読む三連休(2)

知らない土地で新しい朝を迎えるという行為に対していつまで新鮮さを覚えられていたのだろうか。体験をすればするほど新鮮さからは遠ざかっていくのかもしれない。体験というとかつて御堂筋を何度か歩いた記憶を思い出す。梅田から心斎橋は案外近いし、心斎橋から梅田は案外遠い。京阪に乗った後にケチって大阪駅まで歩くとまあまあ後悔する。近代建築の類は淀川を超えるとめっきり減るのもなおのことといったところだ。逆は近代建築も多いので筆者としては歩くのも悪くは無いと思う。
昨日買った豚まんを食べて宿を出る。行くべき観光地も特に浮かばずそのまま戎橋を通って心斎橋のあたりまで歩いてきていた。京阪は明日にでも乗ろうと思う。今日はどうするか何も決めていないが、阪神に阪神が優勝したアレがアレしてるはずなので、撮りでもしようと思う。
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