旭駅本屋

SNSが普及しきった今日において、人々はなぜブログを使うのであろうか。

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SnowMix♪(3)

行きはよいよい帰りは怖い。話の中身はともかくとして、人間、帰る時のことも考えて行動すべきなのだ。

筆者は北海道に着いてやっと帰りのコースを検討していた。

ここに来て、やっとシルバーフェリーで帰ることが決まったのである。久々のシルバーフェリーであった。

今回は個室なので眠れないなどの悲しいことにはならないだろう。

冷静に考えると運賃的には太平洋フェリーのほうがアドだった可能性があることに気がついたのは実際に八戸に着いた後の話である。

 

かなり寄り道をして登別に来ていた。

登別温泉の湯は実際好きなので、ここに来ると決め手は居たものの、眠さに勝てず何も考えずにいたのが間違っていた。2時間に1本程度の普通列車にしか乗れないのであれば矢張り事前に調べてくるべきだったと思うところはある。

 

温泉はまあまあ良かった。まあまあ時間に追われていたため、まあまあ浸かって出てきた。元々そんなに長湯しない方なので、冬薔薇で着替えにもたつく以外はさしたることはなかった。

 

 

 

 

時間に追われていたのは幻覚だったらしい。

しょうがないので先発の普通で一旦白老へ向かった。

 

 

こういう、降りたことのない駅を減らしていく運動も重要なのではないかと最近は思う。行ったことのない土地よりは一度は行ったことのある土地のほうがなんだかんだで行きやすい。

 

それはそれとして白老はウポポイに行けば来ると思うが、それはそれである。

 

 

さて白老はさておき室蘭に来ていた。

ETR651氏激推し寿司屋に行くためであった。

空いてはいたがまあまあ高い。トリトン花まるの味で十分なので、筆者は今後もトリトン花まるで過ごすことになりそうな気がしている。あとトリトンと花まるの切り落とし軍艦のほうが好きだったりする。北海道の回転寿司のあれは本当に旨いので行ったらぜひ食ってほしいところだ。

 

 

飯を食うためだけに室蘭に来たため、飯を食い終わったので室蘭を出ようとしていた。

居たのはキハ141だった。札沼線で乗って以来かもしれないと思い手元の写真フォルダを見たがそんなことはなかった。一昨年乗ってる。記憶というのは大概アテにならないものだ。

二重窓のボックスシートという古の北海道仕様車も数が減ったように思う。JR型も実際二重窓かもしれないが、あれは窓が開かないので二回窓を開けるアレは出来ないのだ。誰もいない列車で窓を開いて外の空気にあたるなんてのももう中々出来るものでもない。

ぼんやりと白い外を眺め、札幌へと向かっていた。

 

 

 

 

 

札幌は都会である。都会と田舎の大いなる違いは夜出来ることがあるかどうかというところだと思う。田舎は本当に夜出来ることがない。田舎のヤンキーが皆コンビニに行くわけである。然し都会は違う。夜の遅くまで文明の明かりが灯り、四六時中ほどほどに娯楽が提供されているのだ。なので夜は都会で過ごすべきなのだ。

そういうことで札幌に来ていた。

 

 

 


(Chu Chu ru-Chu Chu ru-Chu Chu)
滲む想いグラデーション

 


(Chu Chu ru-Chu Chu ru-Chu Chu)
それはパステルカラー

 


(Chu Chu ru-Chu Chu ru-Chu Chu)
キャンバスはそこにある

 


wake up! wake up! 歌うよ

 

 

 

 

宿で爆速風呂を決め、セコマ飯を食べ、寝た。

あんまり繁盛していないのに爆速風呂をキメないと入れないくらいには混んでいたので、もう少し風呂はデカくしても許されるんじゃないかと少し思った。まあ広い風呂がほしいなら仙台行きの同業他社に乗ってくれということなのかもしれぬが。