旭駅本屋

SNSが普及しきった今日において、人々はなぜブログを使うのであろうか。

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SnowMix♪(2)

北海道に来た理由を見ていた。見るだけなら1分くらいで終わる。実際終わった。

そして、暇になったのである。

 

飯をどうするか悩んだ果て、山鼻まで来てカレーを食っていた。山鼻まで来れば空いてるだろうと思っていたが、本当に空いていた。大通りから歩いていけるところは本当に恐ろしいほど混んでいたのでこの差はなんだと思うものだが、皆そこまで本気で本気で飯を食いにいかないのかもしれない。

 

雪像は夜にはライトアップされる。ライトアップされた雪像は実際きれいなのだ。特にプロジェクションマッピングは大迫力である。筆者が初めて見たのは7年前の北海道新幹線プロジェクションマッピングだったがあれは感動モノだった。ああいうのを今年もやるなら見たいものだ。見たいと言ったところであれが始まるのは日没後なので日が出ているうちは暇だった。めぼしい観光地は大体行っていた上雪が降っていた。雪となると街を徘徊するのも億劫だ。行っていないところでかつ暫く養生できていい具合のところということで北大博物館が選ばれたのだ。

 

北大博物館は思ったより広かった。

展示もまあまあ充実しており、何よりタダなのでケチにも優しかった。歴史部分はちゃんと見れたが各学部の紹介はあまり見れなかったので次来たときは見ておきたい。経済学部の現代に生きる講の話などは中々興味深かったとされた。

日が暮れた。闇が訪れる前に閉館時間が訪れたので、夕暮れの街を南に歩いた。雪は止んでいたようだった。

 

プロジェクションマッピングはまあまあ凄かった。

 

さて、読者諸兄の皆様はご存知だろう。冬の北海道は宿の相場がべらぼうに安い。普通のビジネスホテルが3kだったりする。破格も破格だ。なぜか。人が居ないからだ。誰もクソ寒い北海道なんかに来たくはないのだ。逆張りオタクとしては生きやすいことこの上ない。然し雪まつり期間の一週間だけは別だった。宿が滅びるのだ。相場よりやや高い(やや高いだけで夏料金ほどではないところに慈悲が見える)料金であることはともかく本当に選択肢が消えるので、札幌の外に泊まることを真面目に検討したほうが良くなってくる。というか選択肢もそうだが値段的にも札幌を出たほうが安い。ここで小樽をセレクトするのは阿呆だ。観光客が寄り付くところに向かったところで確定的明らかな死が待っているだけである。然るに宿を道内第三位の都市に置いたのは当然の帰結だったのかもしれない。