旭駅本屋

SNSが普及しきった今日において、人々はなぜブログを使うのであろうか。

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コミックマーケット

4年半ぶりくらいにサークル参加してきました。

漫画描くのも製本するのも嫌いではないので、締め切りが出来るのはうれしいところですね。締め切りが出来るから描くのであって別に普段から描いていないためまるで腕が上がらないのがアレなので、普段から練習しようと思いました。まる。

 

さて、これだけで記事を終えるのはアレなので、自宅製本おじさんを増やすべく自宅印刷自宅製本を続けている身からあってよかったアイテムを並べて書いていきます。

 

中綴じ製本用ホチキス

あって良かったというよりなければ死んでいた系アイテム。

折って中綴じ製本用のホチキスでそのまま留めるのが一番早いです。丸めて普通のホチキスで留めるとかそういうソリューションもあるっぽいですが、30部とか作るなら圧倒的に紙をそのまま突っ込んで綴じれる中綴じ製本用のホチキスを使うべきです。楽なので。ホチキスで留めてから折るといい感じに折りづらいので折ってから留めるべき。我が家ではMAXのHD-10Bを使っているのですが、ガイドがあるのでまあまあ使いやすいです。目盛りがあるものの参考程度にして信じることなく折り目を元に公正した方が良い。

まず紙をそろえる。そして折る。折ったらホチキスのガイドに端をあて紙を揃えて留める。これで完成。

ね?簡単でしょ?

 

 

TR9530 

A3が刷れるインクジェットプリンター。最早本を刷るためにしか利用していないまである。

ちなみにインクジェットプリンターでベタ塗りを高品質モードで出力すると引くほどインクが載るのでベタ塗りはオススメしません。前回それやって引くほどインクが消えたのと、今回値札作るのにベタ塗りで出したんですが出てきた紙のベタ塗りした部分が波打ってたので、やはりベタ塗りはするべきではないですね。あとシンプルにベタ塗りした部分はインクが落ちやすく、手が汚れがちついでに関係ない部分も余ったインクが付いて汚れがちみたいなところあるのでそういう意味でも全くお勧めできないです。

黒ベタ出したいなら大人しく印刷所頼みましょう。印刷費変わらないのにインク代が馬鹿みたいに変わってくるって考えるとベタでベタベタにした方が費用対効果は良いまである……?(錯乱)

 

プリンターで白黒原稿刷る時はモノクロモードで出しましょう。カラーで出すとちゃんとした黒が出ないので。ちゃんとしたメーカの純正インクならモノクロで黒を出せばちゃんと黒が出てくれるはずです。

 

 

用紙

実は自宅で印刷製本する場合に最も考えるべきポイントとも言えるのが紙です。なぜならプリンターで刷れる紙は制限があるので。ちゃんとスペックを見ればどのサイズでどの重さでどの厚さならいけますみたいに書いてるはずです。

ちなみに、紙の重さの単位は坪量と連量があるので、違う場合はちゃんと計算しておかないと悲しいことになります。今見たらカタログ値超える重さの紙刷ってたっぽいな?

 

紙は刷れるかどうかの問題もありますが、製本時にちゃんと折れるかどうかの問題もまたあるので、適切な重さの紙を選ぶことが求められます。今回は表紙用紙が四六判の連量135だったっぽいのですが、これは普通に折れました。これより重いと結構きついかもしれない。手に取った時ペラペラだとちょっと寂しいので厚口を選びたいところではあるのですが、厚すぎると硬くてページめくりがめんどかったり二つに折れなかったり折った時シワが出来たりと色々あるので、色々試行錯誤して試してみてください。紙を選ぶのも自宅製本の楽しみの一つなのかもしれないし、何なら沼かもしれない。

 

 

おわりに

自宅製本は印刷所に入稿せず気楽に刷れるのが良いところではありますが、凝れば色々凝れるのもまた楽しみの一つでもあります。筆者としては気軽に自宅印刷自宅製本して気軽にコピ本を作ってみるのも良いのではないかと思う次第です。