旭駅本屋

SNSが普及しきった今日において、人々はなぜブログを使うのであろうか。

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職場

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リモートオフィスとかテレワークとかが広がって、職場って何のためにあるんだろうという気分になれる今日このごろ、よく考えたらコワーキングスペースにせよ独房みたいなシェアオフィスも使ったこともないので何も言えないな、というのはありつつ、自宅と旅行先との環境の†違い†みたいなものを旅をするたびに思うので、そこら辺の話を交えつつ、昨今の労働感について考えてみたいと思います。

そもそも論なんですが、人間出先のほうが仕事が捗るものなんですかね?というのは率直な疑問です。多分これ大体旅行先で何も捗らなかったという経験論から来るものなんですが、基本的に外出先は何も邪魔するものがないから労働が捗る、というのはおそらく偽です。それが真であるならば、何も集中力を削ぐものがないはずのインターネットに接続できずかつ労働者間の会話が禁止されている職場の生産性が低い訳がないじゃないですか。つまり、そういうことなんですね。

余程のことがない限り、職場ないしは自宅には定額制で50Mbpsを超えるくらいの回線速度を超えるインターネッツ環境が用意されているわけです*1。今どきネットで検索することなく仕事を終えられる人民はおそらく殆ど居ないでしょう。このことから、外出先でいちいち通信制限や通信速度なんかを考えながら作業するのは、間違いなくストレスフルだと思うわけですし、能率が上がるはずもない、というのが私見です。

 

次に、本質的な携行可能な端末のスペックの問題というものがあるわけです。基本的にノートは貧です。低電圧版のi5にメモリ8GB、ストレージは128GBのSSDなんかが鉄板構成であることを鑑みれば分かる通り貧です。しかもこいつら、ただでさえ貧なくせに大して軽くないのです。1kgとか平気で超えてきます。

何が出来るんだよそれ。

リモートで外部の端末を操作するんやで(ニンマリ)という答えが帰ってきそうなものですが、なら別にノートでなくてええやん。眼の前にデカいPCとクソデカモニタ置いてニマニマメガネ光らせながらカタカタやってりゃええやん。クソ遅い光回線を経由して地味にレスポンスの悪いカーソル動かしながらやる意味あるそれ?しかも1kgの重し持ち運んでまでやることなんそれ??

ってなります。

正直、リモートで仕事をする意味ってあんまないんじゃないかなぁ、とは思うのです。

 

リモートオフィス、流行っていますが書類仕事メーンのお仕事ごっこが好きなパーソンには向いているような気がします。反面、バリバリ調べてガリガリコード書くような人民には明らかに向いて無さそうだな、と思うのです。個人的には、外にPC持ち運んでどこでもオフィス気分~とかなんかやるよりも、コーディングで詰まった時に30分くらい職場抜けて公園散歩とかした方がよっぽど捗ると思います。外でコーディングしてもおそらく全然捗らないし、それなら気分転換に全振りしたほうが良いと思うわけです。

なのでですね、リモート労働!リモートオフィス!!サテライト勤務!!とか言ってる経営者の皆様、ぜひともカネも何も掛けずに明日から実践できる「なんかこうコーディングが詰まった時とかに使える時間」と「いい感じにベンチのある公園」の整備をよろしこオナシャス!!

*1:そうでないなら、回線を変えるなり、職場を変えるなりするのが賢明です