※注意※
筆者は男性です。なので、男子トイレの情報しかありません。あしからず。
昔っから「下痢もいつだって唐突だ」なんて言われるくらいでありまして、オタクタウンを歩いていていつ腹を下すかなんぞもわかったものではありません。しかしここはペンシルビルのひしめくオタクタウン。アコモが多少異なれどそこまで差の付くことのない小便は困ることは少ないですが、こと大便に於いては人権的な尊厳堂などというものは指折り数えるほどしか無いというのが実情であります。というか大体ビル一棟数階おきに一つあればマシレベルなのでね……突然の下痢となると必ず開いている場所を訪れる必要があり端的に言って地獄である。
本項では、尊厳の獲得可能性を鑑みてワンフロア2基以上かつ1棟4基以上を条件に掲載しているが、一律にこの規格を当てはめることが妥当であるかに関しては疑問に思うところもあるので良案があれば教えて頂きたいところである。
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秋葉原地区
秋葉原貨物駅跡地に堂々とデビューしたヨドバシカメラの旗艦店であり、床面積は最盛期の石丸電気をも凌ぐ広さである。その広々としたスペースにおいてはほんのささやかな心遣い程度でしかないが、3階以上は1階毎にトイレが設置されている。図体がクソでかいのでささやかながらと言いつつもトイレの面積は広く、一階辺り5基配備されている。 秋葉原UDXは図体がデカい割にはトイレの位置が各階で異なる、図体の割にはヨドバシ以下の大便器の数とかいう初見殺しの構造かつ微妙な構成をしており非常に初心者向けではないが、綺麗かつ清潔かつ数基まとまって大便器が設置されている貴重なスポットなので紹介させて頂く次第である。内訳は1階2基、2階3基、4階3基の布陣である。ただし、1階のトイレは一番アクセスし易いが、その半面埋まりやすいので有事の際には4階(または2階)のトイレも目標に据えると良いだろう。とはいえ2階も飲食店街故埋まりやすいので本命は4階になるわけであるが。 「オノデンボーヤが未来を運ぶ~♪明日に向かって今日も生き生き~」なんてCMソングでおなじみのあの電気街口を出てすぐ見えるあのオノデンである。未来を運ぶなんてことを謳っているが実態はタイムカプセルと言って差し支えない状況であり、過去からタイムリープしてきたかのような光景が広がっている。厳しい。最近はビルの解体で秋葉原駅ホームからも視認できたりするが、いつまでこの状態が続いてくれるのやら。しかしそんなお馴染みのCMもすっかり見なくなって久しいもので……というよりそもそもテレビ番組そのものを碌に観ていないのでそら観ないわ。当たり前や。 そんなオノデンだが、1階に3基(うち1基和式)、2階に2基、3階に3基(うち1基和式)の布陣でトイレが配置されている。客数と敷地面積的には十二分の布陣であるが、2階を除くと少々年季が入っているところが気がかりと言えば気がかりかもしれない。しかし洋式便器の便座は何れも温便座であり、我々を物理的に暖かく出迎えてくれることであろう。 オタクタウンの地底深くに眠る、我々を暖かく迎え入れてくれる公衆トイレである。ちなみに温便座ではないので物理的に温かいわけではない。ここは改札外なので無料で使うことが出来る。面積は非常に広く、一階辺りの大便器の数はオタクタウン最大である。 尤も、深夜は閉鎖されるので終電を逃しつつマーライオンに興じるには少々不足があるかもしれない。実を言うと筆者は一度だけ酔っ払って大便器エリアの床に大の字に寝そべるヨッパを観測したことがある。ただ、そんなことを起こさない方が良いのは言うまでもない。 TX秋葉原駅の出口を出てすぐのところにある、オタクタウンにしては異質なハイソサエティな商業ビルヂングである。東京のそこら辺の商業集積地を舐め回すように見ていけば普通に掃いて捨てるほど出て来るこの手のビルが殆ど無いのが秋葉原の秋葉原らしいところなのかもしれない。尊厳堂の布陣は2階が小兼用で1基、3階、4階が小も別にあり1基ずつ、5階に2基の布陣である。床面積や入居テナント的にも充実している個数とは言い難いため、ここを第一目標に据えるくらいなら真下の首都圏新都市鉄道秋葉原駅前公衆トイレを狙うのが吉であろう。ただし、清潔感はこちらの方が上なので、そこはトレードオフかもしれない。 AKIBAカルチャーズZONEは比較的秋葉原電気街の真ん中辺りにあるビルヂングである。ラオックス ザ・コンピュータ館時代からトイレだの言われていただけのことはあり、綺麗で清潔*1な大便器が計4基用意されている。内訳は地下1階に1基、3階に2基、6階に1基である。ただし、箇所が箇所なのと数も多くないので埋まりがちなのは否めないものがある。第一目標に据えるのは余程切羽詰まっている場合に留めておくのが吉であろう。 おなじみ、メロンブックス1号店のあるあのビルである。ビル名で言われるよりも入ってるテナントで言われたほうがわかりやすいというのがオタクタウン特有のものを感じさせる。元々家電量販店だったビルに居抜きでゲーセンやら何やらが入ってきているのでこういうことがありがちなのが秋葉原らしいところかもしれない。大便器の布陣は2階2基、4階2基である。清潔ながらも若干古びており、時代を感じさせる作りではある。 数といい、作りといい、人権が闊大であるわけでもなく、電気街に近いことだけが取り柄である。第一目標に据えるのは余程切羽詰まっている時にとどめておくのが吉であろう。 1 東京都千代田区神田花岡町1-1
ヨドバシカメラマルチメディアAKIBA
定数:25基2 東京都千代田区外神田4-14
秋葉原UDX
定数:8基3 東京都千代田区外神田1-2-7
オノデン本館
定数:8基4 東京都千代田区神田松永町11
首都圏新都市鉄道秋葉原駅前公衆トイレ
定数:7基5 東京都千代田区神田佐久間町1-6-5
アキバ・トリム
定数:5基6 東京都千代田区外神田1-7-6
AKIBAカルチャーズZONE
定数:4基7 東京都千代田区外神田1-10-5
廣瀬本社ビル Hey(Hirose Entertainment Yard)
定数:4基
他、トイレが設置されている商業施設、公衆トイレなどは無くもないのですが、人権を手に入れるには程遠い環境の場所が多い(大便器の数が圧倒的に少ない*2、きたない*3 )のであんまりオススメはしません。最後の最後の手段くらいに考えたほうがいいでしょう。なんせ唐突な下痢で一箇所しか大便器の無いトイレに特攻して埋まってたなんてことになったらああああああああああああああああ(ブリュブリュ!!!ブリュ!!!!ブリュミチミチィ!!!!ブリュ!!!!ミチミチュリュリュリュ!!!ブリュブリュ!!!ミチミチミチミチィ!!!!!ビチャビチャビチャビチャ!!!)
以上、秋葉原オススメトイレ情報でした。