の微妙な続き記事です。
さて、電通大生のFFを通して何故か知り合いになった電通大生と情報交換をしつつ臨んだ電通大古本市二日目ですが、教科書系は一日目午前で滅殺、更に奥のヤードに積み上げられていくのは800番代言語と非常に厳しいものを目にしてしまい、これは明日は辞書祭りになるのがオチなのかなぁと非常に暗澹たる気持ちになりながら臨んだ一日でありました。
次々開かれる400番代自然科学のダンボールも多くは洋モノであり、筆者のような雑魚学卒が気軽に手を出せる代物ではなかったのでありました。ちなみに、ブリタニカ百科事典はまだまだ殆ど手付かずで残ってました。洋書もパラパラ売れる程度で結構残ってたんじゃなかろうかと記憶しています。英語が読める諸兄は今向かうと結構アドかもしれません。
それと、目録系は結構残りがちでありました。まあ、国会図書館蔵書目録なんか今日日誰が使うんだよって話でもあるわけではありますが、そうは言っても並んでいる以上こいつが消えないと次が出ないのであります。いや、無茶言うなって。
ところで、搬入のカゴ車見てて思ったんですが、トーハンや日販のダンボールって存在するんですね。まあ取次からくる本が何に梱包されてるか考えれば当然あるんでしょうけど、始めて実物を目にして「取次って案外近いところにあるんやなぁ」とか思ったものでありました。まあいうて中に入ってるのは新刊ではなく除籍図書なんですが。
さて、という辺りで今日入手した戦利品をリストアップしていきたいと思いまつ。
・第三版鉄鋼便覧Ⅱ 製鉄・製鋼
・建築学便覧Ⅰ 計画
・建築学便覧Ⅱ 構造
・繊維便覧 原料編
・火力発電便覧
・先端電子材料辞典
・無線工学用語辞典
・石油辞典
・海運辞典
・農学大辞典
・土木材料ハンドブック
・合成ゴムハンドブック
・電子工学ハンドブック
・放電ハンドブック
・強化プラスチックハンドブック
・無線工学ハンドブック
・機械工学ポケットブック
・NHK年鑑2012
・交通年鑑1998
・関西地方電気事業百年史
・データブック世界の放送2013
合計21冊、〆て2100円でした。
余談になるんですが、この後パルコで開催されていた調布の古本市に行ったら年鑑も辞典も便覧も洋書も殆ど無くて今まで見てきた古本市は何だったんだって感じでした。オマケに一冊500円だの3000円だのと足元を見た価格設定をしてくるわけであります。今日溶かした額が一冊で溶けると考えると恐ろしい。いやまあ欲しかったんですけど。日車の社史とかほしかったんですけど。でも流石に3k出すのもなぁみたいなので突放してしまいましたね。あそこに3kつぎ込むなら30冊担いだほうがパフォーマンス良いので。
とまあ、古本市と題している割には非常に掘り出し物を当てればでかいイベントなのかなぁと他を見て思うのでありました。もう少し欲張った価格設定でも良かったんじゃないかとも思わないでもないです。一定額にするのは頒布量考えれば妥当かなぁとは。むしろ一定額投げ売りでなければこんな値段でこんなもんは手に入らないであろうだけに有り難い限りであるわけで。
そんなコスパの良い電通大古本市は明日まで。ご興味のある読者は是非参加してみては如何かと。ちなみに明日は一般向けオールジャンルらしいのであります。今日のカゴ車見る限り言語多めな気もしないでもないですが、まあ理工系じゃないジャンル多めらしいので人文系狙う人は明日が決戦になりそうです。