城崎温泉といえば西宮市議のイメージが強くなってしまったが、国語の教科書で知った人の方が多いと思う。筆者もそのクチである。
山手線の電車に撥ねられて脊椎カリエスになったら城崎。
そう心に誓ってはいるものの、現代では撥ねられては脊椎カリエスになることすら叶わない気がするのである。
3. 城の崎にて
城崎で泊まったのは温泉宿である。
素泊まりに泊まりまくってるのでこの価格でこれか?!と最初ビビったが、食事が出てくるので残当プライスである。オタクはケチくさい。
ここで部屋に入り隅々まで眺め「虚構みあるな」とぶっちゃん氏が言った。
虚構とは、C96で筆者が頒布した本である。詳細はリンク先を参照して欲しい。
#オリジナル 虚構 -新刊なんてどうでもいいから鄙びた温泉宿でかわいいお(ry - 小向 旭のマンガ - pixiv
タイトルから伺える通り、温泉宿を題材とした話であり、であるからこそぶっちゃん氏はこの本っぽさあるという感想を残したのであろう。
個人的には箱根と伊豆と鬼怒川と飯坂と別所辺りを参考にごった煮にしているので明確なモデルがあるわけではないのだが、残念なことに西の温泉ではなかった。実際城崎を歩いてみて東の温泉宿との差異をひしひしと感じたのである。
実際なにより川沿いに巨大ホテル建っとらんかったしな。
上映会始まった pic.twitter.com/iPnBfnCh0D
— 市川 旭 (@Ichikawa_ykhm) 2020年1月11日
そんなことはさておき、複数人での泊まりといったらやはり定番はアニメの上映会である。
鉄研で合宿をしていた時は大体PCでアニメを流すか軍歌を流すかみたいなところがあり、なおかつそこは地の酒の瓶が数本転がる実に治安の悪い空間であったのだが、それに比べれば今季アニメを無限に流すのは極めて良心的なものだと考えられた。
「狂ってる」
「普通は見ない」
散々な評判だった。
Switchでスマブラをやるのと大差ないとは思うのだが。
ワイ「旅行ってこんなもんやろ?鉄研いつもこんな感じじゃん」
— 市川 旭 (@Ichikawa_ykhm) 2020年1月11日
若さ「知らない……」
ぶっちゃん「一般人だったので」
ワイ「は?」
旅行ってこれが普通ちゃうんか……
— 市川 旭 (@Ichikawa_ykhm) 2020年1月11日
恋する小惑星(アステロイド)の1話を鑑賞し、サクッと晩飯を食べて外湯を巡ることになった。
筆者はクソ寒いからとドチャクソ抵抗していたのだが、力の前には無力。2対1で外にでることが決まったのである。
ヤバい pic.twitter.com/UH5zulPxT9
— 市川 旭 (@Ichikawa_ykhm) 2020年1月11日
オタクはちょろい。
スマートボールとパチンコ*1と射的のあるお店が何軒かあったり、いかにもな薬局やいかにもな日用品を売っているお店などがあり、極めて高まっていた。
本当にこんな温泉街があるんやなぁ、とひたすら感動していた。
次回温泉街を描くときは参考にしよう。取材のために200回くらい来よう。そう心に誓うのであった。
夜の城崎温泉、外湯と旅館の並ぶ街並みを歩く
— 休日自衛隊湘南鎮守府 (@kyuujitujieitai) 2020年1月11日
しかし新しいiPhone、すごい…すごいすごい… pic.twitter.com/GpZcezIDTZ
10です pic.twitter.com/vksCZ1Ftvo
— 市川 旭 (@Ichikawa_ykhm) 2020年1月11日
外湯に浸かり、宿に帰って撮った写真を見比べながら、最新のiPhoneのHDRやべーななどと盛り上がっていた。
ついでに伊根満開を飲んだのだが、芳しい感想が得られなかったので割愛する。
ゆるキャンを流しながら爆睡する
— 市川 旭 (@Ichikawa_ykhm) 2020年1月11日
この後はゆるキャンをゆるく流しながら爆睡した。
翌朝。
夜中に起きて小便器にし尿を排出していたら完全に浴衣の下の方を汚損してしまい、気が滅入り、これは内湯に浸かり身も心も清めるしかねぇなと心に誓って6時に起きたはずなのに気がついたら7時になっていた。
7時は朝食の時間であった。
二度寝により朝風呂に行くことが出来ず、ここで敗北が決まったのである。
RTが多すぎるのでタグを使えと言われた #2020北近畿合同巡検 pic.twitter.com/lhS6iK21o4
— 市川 旭 (@Ichikawa_ykhm) 2020年1月11日
朝食会場にて上記の旨の言葉をぶっちゃん氏に伝えられ、狂っていた。
何よりタグは使うのが面倒臭いし使っている人も面倒臭い。なので使いたくなかった。
使いたくなかったのでとりあえずケツピンの画像を無限に流すことに決めた。
*1:ここでいうパチンコはパチンコ屋にある最新式のではなくいかにも釘がさしてありそうな古典的なものを指す