旭駅本屋

SNSが普及しきった今日において、人々はなぜブログを使うのであろうか。

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東京散歩

東京にも行っていない場所はまだまだある。全駅乗下車なる称号を得ればまた別であろうが、そんなものには興味が無い故行ったことのない土地は行ったことがなくただただ通過したことのある土地として認知され続けるのだ。それは相当に勿体ない。せめても観光資源と言える場所くらいはある程度行っておくべきではなかろうか。

というのは取ってつけたような話であり、実際は晴れてるしまあ行くかくらいのノリで適当に都内を徘徊していたというのが実態である。

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温泉

人生の岐路

 

運命の行方

 

人は時に道に迷う

 

 

 

そんなときは温泉

 

 

 

最近は旅ガチャが流行っているらしい。

旅ガチャは嫌いではないが、手段が狭まるのはなかなか解せない。気分と予算で経路を選ぶのが旅の醍醐味の一つであり、無理やりクソみたいな経路で乗りたかったヤツに乗るのもまた旅の一つの楽しみと言えよう。なので一つ目的地ガチャをしたというわけである。

温泉に行きたいといえど、わが祖国にはそれこそ星の数ほど温泉がある。賽を投げるように、インターネッツの有象無象に選択肢を委ねても良いではないだろうか。先の選択肢はどれも交通費と所要時間が似たりよったりなので尚の事である。正解はひとつじゃない!

 

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4連休(6)

はァるばる~来たぜ函館ェ~

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函館はそれこそ何度も来ている街である。

函館公会堂、金森倉庫、函館山五稜郭タワー五稜郭摩周丸ラッキーピエロ棒二森屋丸井今井、旧ロシア領事館、中華会館、地域交流まちづくりセンター…… めぼしい場所は大体言っている筈だ。然し又行くわけである。なぜか。簡単だ。そこに行くべき場所があるからだ。

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4連休(5)

筆者は18きっぷをこよなく愛する一般人である。

筆者が幼き頃は18きっぷなぞ買えたものではかった。なにせ高いからだ。当時1日分が2300円と確かに廉価であったが、5日分でしか売っていないので実際11500円である。11500円出して出来ることが普通列車に乗ることであるのだからそれはもう余り使えたものではなかった。なので、中高生用の土日きっぷを買って旅行に出ていたわけである。

18きっぷを使うようになったのは大学に入ってからではあるが、だからといって18きっぷをしこたま使っていたかというと実はそんなことはない。18きっぷ普通列車しか乗れないからだ。よりよいフリーきっぷがあれば躊躇なくそちらを使った。北海道フリーパスなどが良い例だ。

だもんで、18きっぷはなんだかんだでそこまでバリバリ使っていたわけではないのだ。

然し社会人になってからというもの、纏まった休みが取れたもんではないわけで、5日分分散させて使える18きっぷの有り難みが身に染みるとともに、事あるごとに愛用しているというわけである。連続して5日使うと飽きるが、隔週くらいでどっかに行くなら実際結構使いやすいのだ。

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4連休(3)

大抵の人は、旅行の大分前から宿や切符を手配するのだと思う。

そちらのほうが費用的にも良いのは言うまでもないし、そうでなくとも大抵の人は突然「ここに行きたいから行くか」とはならないのかもしれない。

とはいえオタクはそうとも言ってられないのだ。オタクはだいたい行きたいところがポンポン湧き出てくる割には行けるタイミングが上手いこと錬成出来ないので、そこらへんをうまくどうにかしてどうにかする必要が出てくる。然しそうなると困るのは諸々の値段である。航空運賃は大概高いし、宿も尚の事である。

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4連休(2)

読者諸兄の皆様は小学生の頃、遠足の前日に眠れず翌日眠いまま遠足に向かうようなことがありましたでしょうか?筆者はありませんでした。前日であろうと容赦なくグースカ寝ておりました。睡眠はすべてを解決する。
然し今になって思うわけであります。彼らは選択肢があって眠れなかったんだろうと。ここでどうする、あそこで誰とどうしたいみたいなことを色々考えて眠れなかったんだろうと今になって思うわけであります。筆者は今も昔も人間関係にあまり興味がなかったので、そういう無為な選択肢に悩まされることもなかったというわけでありましょう。

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4連休(1)

「カシュッ!」と快い音とともにもわもわと切り口の辺りから泡が湧いて出てくる。
若干ぬるいビールを呷った。日本のビールは大体ぬるくなると飲めたものではないがこれは例外だ。なんせサッポロクラシックだからだ。

サッポロクラシックは実を言うと近所にある酒のカクヤスでも買えるのだが、こいつは正真正銘北海道で買ったサッポロクラシックである。飲まずに歩いて持ち帰ってきたので今しがた飲んでいるというのが実のところだ。

疲労し、疲弊し、家に着き荷をおろし風呂の用意をしてさあ一杯飲むかといところでこいつを飲んでいる次第である。

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